日時:2017年8月25日(金)18:00~22:00
見学場所:東京国立近代美術館「日本の家」展
参加者:18名
アクセスポイント会員(AP会員)向けの限定企画のレポートです。
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訪れたのは東京国立近代美術館で開催されている「日本の家」展。倉方俊輔先生の解説により、展覧会の意図・目的を知る所からツアーは始まりました。丹下健三のモダニズム観点から洋と和を融合させた住宅、増沢洵の最小限住宅、吉村順三の別荘や吉阪隆正の自邸に見られるような素材と素直に向き合った独自の住宅、篠原一男から変わっていく日本の住宅建築のあり方、坂本一成の知れば知るほど魅力を感じる住宅、そして清家清の日本のワンルーム性を感じる住宅まで、様々な建築家の手による住宅を解説して頂きました。自分1人で展覧会を訪れたのでは決して得る事が出来ない特別な時間でした。
また、通常のツアーでは1人のナビゲーターが解説して下さるのに対し、今回はナビゲーターが全員集まり、代わる代わる解説して下さった事も、会員限定企画ならではの醍醐味だったのではないでしょうか。
展覧会の見学ツアーが終了した後は前庭に設けられた「夏の小屋」にて一休憩。皆で語らいの一時を過ごしました。その後、学士会館に移動して建物内部を見学し、懇親会が行われました。懇親会では会員の自己紹介に始まり、それぞれの建築に対する熱意を分かち合う事ができ、皆が大きな満足感を得ました。
これからも様々な会員限定企画を計画しているとの事。今後の企画に期待が高まる充実した時間となりました。
レポート:阿久根 直子(学生インターン)
桑沢デザイン研究所 デザイン専攻科1年
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今後もAP会員向けの企画を充実させていきますので、是非とも会員登録をご検討ください!
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