秋葉原といえば電気街のイメージが強い街ですが、実は鉄道の歴史と深く結びついた場所でもあります。かつて神田川沿いには、近代建築の巨匠・辰野金吾が設計した万世橋駅が建っていました。現在の《マーチエキュート神田万世橋》は、その歴史的遺構を活かした商業施設として生まれ変わり、施設内には往時を伝える展示空間も設けられています。今回のウォーキングツアーでは、万世橋駅の記憶を手がかりに、鉄道の発展と都市文化の変遷をたどります。マイケル・グレイブスがデザインした特徴的な外観の《田島ルーフィング》、倉俣史朗が手がけた知られざるカフェなど、秋葉原には名建築が点在しているのです。それらを辿りながら、秋葉原の街にある建築・デザイン・都市の物語を立体的に読み解いていきます。電気街だけではない、秋葉原のもうひとつの顔を一緒に歩いてみませんか?