オークラホテル東京には谷口吉郎(1904-1979) が設計した茶室「聴松庵」があります。今回はこちらで点茶を体験します。この茶室はホテルのリニュアルオープンの際、レストラン山里内に移築されました。名工:中村外二が手がけた風格のある茶室で、裏千家の又隠(ゆういん)の写しと言われています。
お茶を一服頂戴した後はホテルのお庭を散策し、その後、菊池寛実記念智美術館に向かいます。現代陶芸のコレクターであった菊池智のプライベート美術館です。設計は坂倉建築研究所によるもので2003年に竣工しました。2009年に展示室が全面リニューアルされ、陶芸作品が美しい空間と響き合う構成になっています。
周辺のパブリックスペースの緑地には現代アートの彫刻作品も点在しています。都市のど真ん中に位置するエリアですが、歩いてみると意外に静かで落ち着いた雰囲気があります。
*キャンセル料は2月20日よりかかりますのでご了承ください。