
朝日カルチャーとのコラボ企画 シリーズ「昭和100年」
「建築の見方がよくわからない」「どこが凄いのかわからない」という皆さんに向けて、建築のプロがわかりやすくその魅力を解説します。講師は私たち東京建築アクセスポイントの理事で、毎月交代で登場します。昭和の巨匠たちの名建築を取り上げる講座です。
第13回: 谷口吉生 2026年2月26日開催
谷口吉生(1937―2024)は、日本を代表する建築家の一人です。日本近代の礎を築いた父・谷口吉郎の存在は偉大であり、吉生が建築の道に進むのを決めたのは遅く、大学を卒業してからのことでした。彼の建築の特徴は、装飾を極端に排除しているミニマムな造形です。水盤を配置したり、内部に自然光を取り入れたりし、人と芸術、自然が響き合う空間をつくり出しています。代表作に東京国立博物館 法隆寺宝物館、豊田市美術館、ニューヨーク近代美術館(MoMA)改築などがあり、国内外で高い評価を受けています。伝統と現代性を融合させた美しい佇まいの建築に心惹かれる人が多いのではないでしょうか。(講師:記)
講師:和田菜穂子