【BOOKトーク vol.3】『立原道造が夢みた建築』
2025.01.28
https://accesspoint.jp/school/book3/

開催日:2025年1月28日

選書:『立原道造が夢みた建築』(鹿島出版会、2016)

著者:種田元晴(東京建築アクセスポイント理事)


戦前の抒情詩人として有名な立原道造は建築家でもありました。立原の建築図の魅力を研究した種田元晴が著書『立原道造の夢みた建築』をもとにトークを行いました。立原が構想し、後の建築家たちが実現させた「ヒアシンスハウス」がテレビで放映されるなど、近年その建築作品にも注目が集まっています。立原は24歳で夭折したため、建築の実作は多くありません。その代わりに数多くの魅力的なタッチによる物語性豊かな建築ドローイングをのこしています。トークでは学生時代の設計課題のドローイングなどを貴重な資料を見せていただきました。

ビールとおつまみを用意し、アットホームな雰囲気の中、登壇者と参加者の交流の場になりました。引き続き、ブックトークは月1回ペースで開催していきたいと思います。