TOUR

【山手線ツアー】浜松町ー田町

2021.08.22
https://accesspoint.jp/reports/yamanote-hamamatsucho/

日時:2021年8月22日( 日)9:30~12:00

見学場所:《世界貿易センタービル》(1972年)、《竹橋桟橋・客船ターミナル》、《港区立伝統文化交流館》(2020年改修)、《東京ポートシティ竹芝》

参加者:8名

ナビゲーター:和田菜穂子


今日の山手線ツアーは竹芝桟橋を歩き、芝浦を経て、田町に向かいました。

 

まずは浜松町のシンボルといえば《世界貿易センタービル》です。超高層ビルとして、日本一の高さを誇っていた時期もありました。日本で戦後初の超高層ビルは《霞が関ビル》で、1968年竣工、147メートルでした。その2年後の1970年に竣工したのが《世界貿易センタービル》で、高さは152メートル。しかしこれは超高層ビル時代の幕上げに過ぎず、1970年代はそれを超えるようなビルがどんどん建てられるようになりました。

 

ここ近年、JRの駅、モノレールの駅、ゆりかもめの駅、そして竹芝客船ターミナルへと交通網をつなぐための空中通路ができています。新しいオフィスビル《東京ポートシティ竹芝》にはいろんなコンセプトを持つ屋上庭園が積層しており、とても開放的な空間になっています。誰でも使うことができる贅沢な屋上です。

 

その後、海辺を歩き、芝浦へ。芝浦はかつては花街でした。その名残はほとんど残っていませんが、昨年オープンした《港区立伝統文化交流館》はかつての「見番」、つまり芸妓たちの稽古場として使われていた建物です。

 

今回のツアーは埋め立てエリアの歴史を学ぶツアーとなりました。今度は同じルートで夕涼みツアーを企画しようと思います。

 

ナビゲーター:和田菜穂子