TOUR

【山手線ツアー】秋葉原ー神田

2021.06.05
https://accesspoint.jp/reports/yamanote-akihabara/

日時:2021年6月5日( 土)9:30~12:30

見学場所:《昌平橋》、《ニコライ堂》、《山の上ホテル》、《カザルスホール》、《マチエキュート神田万世橋》、《万世橋》、《神田Mビル》、《竹むら》、《いせ源》など

参加者:8名

ナビゲーター:和田菜穂子

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テーマのひとつは神田川にかかる橋。昌平橋(1928年)と万世橋(1930年)です。特にナビゲーターの私がお勧めするポイントはここ! 昌平橋から聖橋をのぞむ場所。

 

ワテラスを通り過ぎ、《ニコライ堂》こと《東京復活大聖堂》へ。いつの間にか背景はガラスのカーテンウォールになっており、時代の変遷を感じます。

 

御茶ノ水エリアでは、道路のマンホールに鉄腕アトムのキャラクターが採用されています。きっと「お茶の水博士」からきているんでしょうね。

 

山の上ホテルはウィリアム・メレル・ヴォーリズが1937年に設計したアールデコ様式の建物。正面ファサードをみるとそれが顕著にあらわれています。 もともとは佐藤新興生活館として建てられ、ホテルとしての開業は戦後のことになります。内部のインテリアはロビーの星型のフローリングや天井のデザインが当時のまま残っています。磯崎新設計の《カザルスホール》は現在は日本大学の所有ですが、もともとは婦人の友社で、ヴォーリズ設計のファサードを踏襲しています。

 

竹むら、いせ源をはじめとする木造建築がそのまま残っているエリアを散策し、《マチエキュート神田万世橋》へ。ここはもともとは交通博物館があったところです。模型展示を見ながら、かつての様子を眺めました。

 

 

解散後、鰻の老舗《神田きくかわ》でのランチに舌鼓。様々な建築を眺めることができたツアーでした。

ナビゲーター:和田菜穂子