日時:11月5日(土)9:00-12:30
見学:平田家住宅(1937年竣工)/ 下北沢ボーナストラック〜三軒茶屋
ゲストナビゲーター:金谷匡高(世田谷区教育委員会)
企画:岸佑(東京建築アクセスポイント)
参加者:16名
世田谷区教育委員会の金谷匡高さんの案内で、下北沢から三軒茶屋まで歩くツアーを企画しました。
ツアーの目玉は、今年登録有形文化財となった平田邸(竣工1937年)です。オーナーである平田さんの案内で建物の内部を見学しました。洋風の応接室と、畳の和室、2階は書斎と客間に分かれ、ここで幼少期を過ごした平田さんの思い出も一緒に伺い、じっくりと建物を見学しました。普段はステンドグラス教室として使われているとのこと。質の高い材料、非常に凝った細部を堪能しました。この家を建てたのは、当時、建設業を営んでいた平田さんの祖父にあたる方。気合いを意気込みが伝わってくるようでした。
その後は、小田急線の線路跡を活用した《ボーナストラック》を見学したのち、近世・江戸期から戦後までの発展について解説を聞きながらが、三軒茶屋まで歩いて解散となりました。
今回の街歩きツアーは、ブラタモリとは異なった視点から、街や建物の歴史を辿るユニークなツアーでした。ナビゲーターの金谷さんありがとうございました。金谷さんによれば、世田谷はまだまだ面白い建物があるとのこと。第二弾にもご期待ください!!
レポート:岸佑