日時:2023年5月6日(土)9:30-11:30
見学場所:W. M. ヴォーリズ《麻布南部坂教会》(1933年)、吉村順三《駐日ノルウェー王国大使館》(1978年)、槇文彦《駐日オーストリア共和国大使館》(1976年)、吉武長一《安藤記念教会》(1917年)、W. M. ヴォーリズ《旧松方正熊邸》(1921年)など
参加者:10名
ナビゲーター:岸佑
有栖川宮記念公園のすぐそばにある麻布南部坂教会を見学したのち、広尾から麻布十番まで歩くツアーを実施しました。麻布南部坂教会の竣工は1933年。同じ年には神戸女学院もできています。今回は松谷祐二牧師に案内をしていただきました。傾斜地に立つこの教会堂は、木造三階建てで、1階が幼稚園、2階が礼拝堂、3階が塔屋となっています。礼拝堂に入ると、シザーズトラスによって支えられた天井の高い空間が出迎えてくれました。椅子に座ると、自然と意識が上に向かいます。教会見学の前後では、周辺にある吉村順三《駐日ノルウェー王国大使館》(竣工1978年)、槇文彦《駐日オーストリア共和国大使館》(竣工1976年)、吉武長一《安藤記念教会》(竣工1917年)、W. M. ヴォーリズ《旧松方正熊邸》(竣工1921年)などを見学しながら麻布十番に向かい、解散となりました。参加者からの感想にもありましたが、近くに住んでいないと、広尾から麻布十番まで歩くことはあまりないのですが、歩いてみるといろいろと発見があるものです。
岸佑(ナビゲーター)