【第1回】日時:2020年10月29日(木)
【第2回】日時:2020年11月7日(土)
見学場所:清春芸術村
参加者:7名 /7名
ナビゲーター:和田菜穂子
今年のAP会員向けツアーは2回に分けて、山梨県の清春芸術村へ行ってきました。ここには谷口吉郎・吉生設計の《清春白樺美術館》ほか、安藤忠雄設計の《光の美術館》、藤森照信設計の《茶室徹》など、いくつもの名建築を見ることができます。中央にある建物《ラ・リューシュ》はギュスターブ・エッフェルが設計したもので、もともとは1900年のパリ万博のために作られたもの。吉井画廊のオーナーが芸術家のアトリエ兼住居として清春で復元し、白樺派のアーティストコロニーのシンボルとなりました。谷口吉生設計の《ルオー礼拝堂》、吉田五十八設計の《梅原龍三郎アトリエ》なども魅力的。《光の美術館》は強いインパクトのある建築空間なのでここでの展示は難しいと思いますが、今回の企画展アンドレ・ブッツァーの作品は建築に負けていませんでした。黒いペインティングに亀裂の入った絵画作品はピリッとした緊張感があって、安藤建築とマッチしていましたね。
新米学芸員の中野さんにご案内いただきました!どうもありがとうございました。
今年はコロナの影響でバスツアーは開催できませんでしたが、また会員向けに楽しい企画をご用意したいと思います。
AP会員(半期)募集中です!
和田菜穂子(東京建築アクセスポイント代表)
下記、参加者からのコメントです。
内容充実の楽しいツアーをどうもありがとうございました。すがすがしい秋晴れのもと、写真で見て憧れていたお茶室、たくさんの素晴らしい建築をじっくりと堪能させていただきました。また、お食事会や歩きながらの時に、様々なご専門分野の皆さまから面白い話をお聞きできたことも、とても嬉しかったです。また、ぜひ参加させていただきたいです。
Mさん(女性)