TOUR

【AALTO】3日目、4日目

2019.09.10&11
https://accesspoint.jp/reports/%e3%80%90aalto%e3%80%913%e6%97%a5%e7%9b%ae%e3%80%814%e6%97%a5%e7%9b%ae/
和田菜穂子と巡るフィンランド・ロシア〜アアルト建築を訪ねる8日間
日程:2019年9月8日(日)〜15日(日)
主催:ユーラシア旅行社
参加者:14名+添乗員
ナビゲーター:和田菜穂子

3日目:2019年9月10日
 ナビゲーターの私が世界で一番好きな住宅マイレア邸を訪ねました。お天気にも恵まれ、青空を背景に美しい建物写真を撮影することができました。内部は美術コレクターのマイレが集めた素晴らしい芸術作品が部屋を彩り、彼らが目指した「生活の中に芸術を組み入れた理想的な暮らし」が再現されています。次に私が感動したのはアアルトの設計ではありませんが、「復活の礼拝堂」の壁面に淡いピンク色の格子が映し出された時です。これを見られるのはオーロラを見るよりも滅多にない機会なのでは・・・と思いました。また近隣にある「聖十字架教会」も訪ねましたが、アスプルンド設計の森の墓地に凄く影響を受けていることが見て取れます。
マイレア邸(1939年、アアルト設計)、トゥルン・サノマット新聞社ビル(1929年、アアルト設計)、トゥルク市立中央図書館(2007年、JKMM)、復活の礼拝堂(1941年、エリック・ブリュッグマン設計)、聖十字架教会(1967年、ペッカ・ピッカネン)、レストラン・サヴォイ(1937年、アアルト内装設計)

4日目:2019年9月11日
アアルトの自邸とアトリエ、そして作曲家コッコネンの為に設計した湖のほとりに佇む邸宅を訪ねました。コッコネン邸では久しぶりにお会いした音楽家のアンティさんが私たちを熱烈に歓迎してくれました。時間をかけて森のように荒れていた庭を整理し、建物と湖の関係性がわかるようにしたそうです。最後に邸宅の中心とも言えるコンサートホールでピアノとオペラの生演奏を披露してくれました。
アアルトのスタジオ(1955年、アアルト設計)、アアルトの自邸とアトリエ(1935年、アアルト設計)、テンペリアウキオ教会(1969年、ティモ&トゥオモ・スオマライネン設計)、フィンランディアホール(1972年、アアルト設計)、コッコネン邸(1969年、アアルト設計)