日時:2019年3月9日(土) 10:00-16:00
担当:高橋輝(サポートスタッフ)、渡辺頼子、村中真依(学生スタッフ)
入場者数:145人
ガイドツアー:11名(10:00) / 10名(13:00)
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当日の朝9:15頃には来場者が記念館正面に待機されていたのでお声をかけたところ、ある参加者は「特別公開を楽しみに来場し、この後4ヶ所の会場に行く予定である」とのことでした。杉野記念館は、特別公開とガイドツアーが同時刻に開始予定だったので、定刻前には20名程度の来場者がすでに到着されていました。アクセスポイントの和田氏、区役所の前田氏の仕切りにより、まずガイドツアーの来場者を先行して館内に誘導しました。その後、特別公開の来場者が続き、混乱なくスムーズにイベントが開始されました。
館内は当時のままの状態で維持管理されており、来場者はまるでそれを知っていたかのように、入館とともにそれぞれ調度品などにカメラを向けていました。その様子から、来場者の興味が実に多様であることがわかりました。午前中は特にステンドグラスを目当てに来た女性が多かったように見受けられます。昼前後には一旦空いたものの、午後は尻上がりに来場者が増えました。15:00過ぎには20足のスリッパが足りなくなる程の盛況となりました。
来場者の年齢層は20代から70代と幅広く、特別公開に合わせて関西より上京された女性、近所の買い物ついでに立ち寄られたご家族、杉野学園の卒業生の高齢の女性までいらっしゃいました。伺った意見としては、「いつも気になっていたので、中に入れると聞いて来ました」「品川在住で区内の建築等を見て廻るのが趣味なのですが、このように公開されて大変うれしい」「杉野さんから丁寧な説明を受け、大変満足しました」「来年もぜひやってほしい」等です。
来場者の滞在時間は10分程度から長い方で2時間半程度まで。それぞれ館内に佇み、頷き、満足されている様子でした。杉野館長が終日会場内で来場者を迎えてくださいました。館内のパンフレットの配布もありましたので、参加者の満足度も高かったのではないかと思います。
レポート:高橋輝(サポートスタッフ)