日時:2019年3月9日(土) 10:00-12:00
見学場所:《ポーラ五反田ビル》(日建設計、1971)、《城南信用金庫本店》(佐藤武夫設計事務所、1970)、《TOCビル》(大成建設、1970)、《タキゲン本社ビル》(高松伸、2014)、《NBF大崎ビル》(日建設計、2011)、《大崎ニューシティ》(協立建築設計事務所、1987)
参加者:14名
ナビゲーター:磯達雄
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五反田から大崎にかけてのエリアで、1970年代以降の各時代を代表するオフィスを巡るツアーを開催しました。天気は快晴。青空にオフィスビルが綺麗に映えており、絶好のツアー日和でした。
午前10時JR五反田駅に集合し街歩きスタート。まず始めに向かったのは、《ポーラ五反田ビル》(日建設計、1971)両端コア構造により、オフィスとロビーが無柱空間でガラス貼りになっています。今回は建物の外からロビーを見学しました。
次に向かったのは《城南信用金庫本店》(佐藤武夫設計事務所、1970)凹凸のあるファサードは、オフィスビルに増えたツルツルとした素材感とは違い、どこか温かみを感じられました。
続いてはオフィスビルの中で、日本最大級の延べ床面積を誇ると言われている《TOCビル》(大成建設、1970)ここで一度小休憩を挟み、そのまま館内を通り抜けTOCビルの外観を見学。
次の目的地に向かう道中で、ツアーリストに記載のない《タキゲン本社ビル》(高松伸、2014)なども見ることができ、街歩きならではの寄り道を楽しみました。
そして大崎エリアに入り《NBF大崎ビル》(日建設計、2011)を見学。こちらはヒートアイランド現象を抑制するための技術の多孔質テラコッタのパイプが外皮に設けられているのが特徴的で、入口脇にあるそのパイプに触ることも出来ました。建物周辺の植栽にも特徴があり、一見無造作に植えてあるかのように見える木も、50年から100年後ちゃんと育つよう全て計算され植栽されているとのことでした。また西側にコアを集めたことによって、東側と西側で建物の表情が変わるのも面白かったです。
そして駅を通り、《ゲートシティ大崎》(日建設計、1999)へ。館内に入り、アトリウムを見学。屋内の中に屋外のような空間が作られており、建物の内部にいるのに外にいるような不思議な感覚でした。
最後は《大崎ニューシティ》(協立建築設計事務所、1987)へ。車の通る地面より高い所に、人工地盤を作り、安全で移動がしやすい駅前広場が作られ、ここをきっかけに人工地盤が増えたとのことでした。
五反田から大崎エリアは以前から気になっていたが、なかなか来る機会が無く、こうしたツアーがあって良かったとの声を多く頂きました。
サポートスタッフ:渡辺頼子(学生インターン)
桑沢デザイン研究所2年