2019.06.16
【品川区歴史的・魅力的建築物調査】初参加したサポートスタッフによるコメント
6月中旬の快晴の日に、今年度第1回の品川区歴史的・魅力的現地視察調査を行いました。調査担当の責任者は若原一貴です。下記は今年から初参加した社会人サポートスタッフおよび学生アシスタントのコメントです。このように私たちの調査は経験豊富なサポートスタッフおよびボランティアスタッフ、学生インターンの協力によって成り立っています!一次調査、二次調査、三次調査の結果を踏まえ、一日限りの公開イベント「オープンしなけん」へと結びつけます。実はこのように地道な調査の上で成り立っているイベントです。この後も可能な限り、随時報告していきますね!
初めて訪れる地区、幹線道路から一本、中に入ると思いの外静かな住宅街。道なりに歩いていくといろいろな年代の建物や寺社史跡が語りかけてきて、タイムワープしたような気分になる。戦前からと思われる細路地など、新しいものに取って代わられてしまうであろう風景を目に焼き付けながら、それらの存在の証が残ることを願いつつ、歩いた貴重な3時間だった。
宇井久仁子(一級建築士、社会人サポートスタッフ)
東京とは思えないような昭和レトロな街並みが広がっていて終始衝撃の連続であった。看板商店や狭い路地、寺院など歴史を感じられるものが多く、また街は人もまばらであったため、まるで地方の観光に来ている気分だった。まだまだ東京も知らない所ばかりだと思った。今回は初めて名のある建築ではなく、街歩きの中で新たに見つけだしていくという形で建物を見たが、とても新鮮で建築の新たな見方を学ぶことができた。
加古理紗子(中央大学文学部3年)