LECTURE & PARTY

【ドコモモジャパン連携企画 vol.1】フランク・ロイド・ライトの「自由学園明日館」

2019.8.30
http://accesspoint.jp/reports/%e3%80%90%e3%83%95%e3%83%a9%e3%82%a4%e3%83%87%e3%83%bc%e3%83%8a%e3%82%a4%e3%83%88%e7%89%b9%e5%88%a5%e5%85%ac%e9%96%8b%e3%82%a4%e3%83%99%e3%83%b3%e3%83%88%e3%80%91%e3%83%95%e3%83%a9%e3%83%b3%e3%82%af/

日時:2019年8月30日(金)17:30~20:30

見学場所:フランク・ロイド・ライト《自由学園明日館》(1921)

参加者:48名

講師:水上優(兵庫県立大学准教授)

主催:東京建築アクセスポイント、ドコモモジャパン

企画:和田菜穂子

 

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今回、ドコモモジャパンとの初のコラボレーションイベントが東京池袋にある自由学園明日館で行われました。ィベントは兵庫県立大学准教授の水上優先生をお招きした講演会をメインに、夜間自由見学会、懇親会の三本立てでの開催となりました。池袋の閑静な住宅街にたたずむ自由学園明日館が夜のムードを引き立たたせ、より一層素敵な講演会及び見学会となりました。

 

水上先生の講演は、「フランク・ロイド・ライトと世界遺産」というタイトルで、今年世界遺産に登録されたアメリカの建築家フランク・ロイド・ライトについて、また彼の作品がどのような経緯で世界遺産になったのかという内容でした。作品の特徴に沿って、世界遺産の登録基準をどの部分で満たしているのかいないのか、など一つ一つ詳細にお話して頂きました。ただ単に作品の美しさだけでは文化財としての価値を証明することは難しいということがわかりました。いかに説得力を持たせられるような内容に言語化できるか、ということも重要だそうです。水上先生は講演の間ほとんど立ちっぱなしで、その様子からも熱意が伝わりました。わたしは講演の途中からまるでライトの建築の見学をしているかのような感覚にも陥りました。

 

ライトの作品はいずれも自然の中に生きた建築であると言われます。そのような点においても古くから自然と共に生きてきた日本人と共通する部分も多く、自由学園明日館もどこかほっこりするような私たちに馴染み深い建築であると感じました。また、夜間見学は昼間とは違った表情を見ることができ、大変良い機会だったと思います。

 

 

レポート:加古理紗子(学生インターン)

中央大学文学部人文社会学科4年