【建築入門】昭和の巨匠建築家たち 大江宏
2025.07.17開講
https://accesspoint.jp/school/oehiroshi/

朝日カルチャーとのコラボ企画 シリーズ「昭和100年」

 

「建築の見方がよくわからない」「どこが凄いのかわからない」という皆さんに向けて、建築のプロがわかりやすくその魅力を解説します。講師は私たち東京建築アクセスポイントの理事で、毎月交代で登場します。昭和の巨匠たちの名建築を取り上げる講座です。


第7回:大江宏 2025年7月17日開催

戦後日本の建築家たちは、日本古来の伝統建築と西洋由来の近代建築の折り合いをどのようにつけるかに、大変苦心しました。例えば、丹下健三は、伝統と近代を融合した洗練されたデザインにより、国家的なプロジェクトを実現させます。一方で、丹下と同級生でありライバルであった大江宏は、日本の伝統を世界史と通底するものと捉えて、一見、矛盾・対立する伝統と近代という概念を、融合せずにそのまま「混在併存」させた建築のあり方を模索し、法政大学校舎(1955-58年)、乃木神社(1962年)、角館伝承館(1978年)国立能楽堂(1983年)といった滋味深い作品を手掛けました。本講座では、わかりにくいと言われる大江の建築の魅力を平易に紐解きながら、その人物像にも迫ります。

 

講師:種田元晴

 

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