普段は首都圏近郊でのツアーが多い東京建築アクセスポイントですが、今回は首都圏を飛び出し、滋賀県近江八幡市で一泊二日のツアーを行いました。2025年はヴォーリズ来幡百二十周年という節目の年。近江兄弟社の藪秀実さんのご案内で、近江八幡市内のヴォーリズ建築を堪能するツアーです。
初日は旧八幡郵便局で待ち合わせた後に、アンドリュース記念館、ヴォーリズ記念館、ハイド記念館と見学した後、ヴォーリズ記念病院の3棟を見学しました。初日の建物はいずれも簡素なつくりの洋風建築。スパニッシュの洋館といったイメージの強いヴォーリズ建築ですが、ある意味では使い勝手を突き詰めた合理的な側面があったこともわかります。建築だけではなく、教育、医療に携わったヴォーリズさんの足跡を辿る1日となりました。
レポート:岸佑