TOUR & LECTURE

メタボリズムを学ぶ基本編 vol. 1

2017.03.18.
https://accesspoint.jp/reports/%e3%83%a1%e3%82%bf%e3%83%9c%e3%83%aa%e3%82%ba%e3%83%a0%e3%82%92%e5%ad%a6%e3%81%b6%e5%9f%ba%e7%a4%8e%e7%b7%a8/

日時:2017年3月18日(土)9:30~12:00

見学場所:静岡新聞・静岡放送東京支社、中銀カプセルタワー

参加者:5名

ナビゲーター:和田菜穂子

 

四角い箱が積み木のように重なり、四方に向かって丸窓がついている建物をご存知ですか?これは黒川紀章が設計した《中銀カプセルタワービル》(1972)で、「メタボリズム建築」の代表格と言われています。実は日本国外から見学希望者が後を絶たない、世界的に著名な建築なのです。

 

「メタボリズム」とは1960年代に世界を席巻した日本発の建築運動の名称で「新陳代謝」を意味しています。社会の変化に応じて有機的に成長する都市や建築を構想し、当時の気鋭の建築家丹下健三、菊竹清訓、磯崎新、槇文彦らが様々な提案をしています。

 

本ツアーは「メタボリズム建築とは何か」を学ぶ基本編とし、丹下健三設計の「静岡新聞・静岡放送東京支社ビル」(1968)の外観見学からスタートし、中銀カプセルタワービルの居室内にて資料をお見せしながら、「メタボリズム」について解説を行いました。

 

レポート:和田菜穂子