TOUR

大磯の古き良き時代の暮らし(ランチ付きツアー)

2019.7.13
http://accesspoint.jp/reports/%e5%a4%a7%e7%a3%af%e3%81%ae%e5%8f%a4%e3%81%8d%e8%89%af%e3%81%8d%e6%99%82%e4%bb%a3%e3%81%ae%e6%9a%ae%e3%82%89%e3%81%97%ef%bc%88%e3%83%a9%e3%83%b3%e3%83%81%e4%bb%98%e3%81%8d%e3%83%84%e3%82%a2%e3%83%bc/

日時:2019年7月13日(土)10:20~15:00

見学場所:《澤田美喜記念館》、《旧吉田茂邸》(吉田五十八/1884〜)、茶室《城山庵》、《旧島崎藤村邸》、《島崎藤村の墓》(谷口吉郎)、レストラン《大磯迎賓館(旧木下家別荘)》(小笹三郎/1912~)

参加人数:7名

ナビゲーター:和田菜穂子、大友綾子(ゲスト)

 

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ツアー開催前は強い雨が続いていましたが、この日は晴れ間が覗き、傘をささずに歩いて回ることができました。

 

JR大磯駅に集合。始めに見学したのは《澤田美喜記念館》。ここは「エリザベスサンダーホーム」という戦後、駐留軍兵士と日本人女性との間に生まれ、棄てられた孤児を救済するために建てられた養護施設に隣接した澤田美喜さんのコレクションを集めた記念館です。関東大震災があった時の廃材で作ったと言われている鳥居をくぐり、中を見学。クリスチャンであった澤田美喜さんが戦前から集めていた隠れキリシタンの遺物を見ることができました。2階は礼拝堂になっています。次に向かったのは《旧吉田茂邸》(吉田五十八/1884)。数年前に火事でほとんどが消失してしまいが、現在は復元されています。和と洋が組み合わさった応接間や吉田茂の寝室や書斎を見て回りました。どこの部屋からも庭園を楽しむことができ、晴れていたら窓から富士山を望めるそうです。各部屋で使われている照明やドアの取っ手、船底天井や網代天井が空間を華やかにしているように感じました。

 

次は国宝の茶室《如庵》を写した《城山庵》を見学。本物は犬山市で見ることができます。3種類の竹窓やトップライト、三角に切られた床の間などを実際に茶室に入り、座って空間を体験できました。続いて《旧島崎藤村邸》へ。温暖な気候とどんど焼きと言う行事を気に入り大磯に住むことを決めたそうです。簡素な作りながらも、構造を生かし装飾されており、シンプルながらも明るい華やかな空間に感じました。縁側を外から見ることができ、天井の構造や大正ガラスなどが印象的でした。その次は《島崎藤村の墓》(谷口吉郎)のある地福寺へ。

 

最後はツアーのメインとして組まれていた洋館レストランでの食事です。《旧木下家別荘》(小笹三郎/1912~)は現在レストラン《大磯迎賓館》として経営されています。こちらは日本最古のツーバイフォー住宅と言われており国登録有形文化財にも指定されています。建物内部は、ステンドグラス、照明、猫足家具が揃った洋風な空間で、まるで映画のワンシーンのようでした。結婚式の会場としても使われているそうです。ツアー終了後はオプションとして、田根剛設計の住宅を外観から見学。その後ゲストナビゲーターの大友綾子さんのアトリエを訪問しました。

 

 

レポート:渡辺頼子(サポートスタッフ)